きよ子の家づくり

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住宅ローンで大事にしたこと

住宅ローンといっても、金利に差があるだけで、他は、どの銀行も同じではないか、と私も当初は思っていましたが、実際に、調べるとそんなことはありません。

 

金利は、もちろん、非常に大事な要素ではありますが、私は、それ以外にも、大事にした要素がいくつかあるので、ご紹介します。

 

単純に、金利が低い、一番多額に貸してくれる、早期に手続きをしてくれる、という理由だけで、選択するのはもったいないです。

 

 

団体信用生命保険の内容

 

私は、これを一番重視しました。

 

住宅ローンを借りるには、基本的には、この団体信用生命保険に加入することが、条件となっています。

 

団体信用生命保険とは、名称の通り、簡単にいえば、生命保険です。

 

基本的な内容としては、住宅ローンの契約者が、亡くなった場合に、この生命保険によって、残債務を帳消しにしてくれるというものです。

 

しかし、この団体信用生命保険には、追加の金利や保険料を負担することで、特約を付けることができます。

 

そして、私が、重視したのは、がんに関する特約です。

 

つまり、がんになった場合でも、残債務を帳消しにしてくれる、という特約です。

 

私が、検討した地域の銀行の団体信用生命保険の、このがんに関する特約というのは、銀行によって、様々な名称を付けられていますが、一般的には、三大疾病特約や、さらに、範囲を広げた、七大疾病特約といった名称であり、その中の疾病の一つとして、がん、は必ず含まれていました。

 

疾病の数によって、各銀行、保険内容は違うのは当然ですが、実は、同じ病気の場合でも、支払い条件というのが、微妙に違っていたりします。

 

特に、私が驚いたのは、がんについても、銀行によって、支払い条件が違ったということです。

 

一般的な生命保険における、三大疾病保険という保険の中の、がんの部分は、診断や手術によって支払われるものが大半で、団体信用生命保険も、当然、同じだろうとおもっていたのですが、私が借りようとしていた銀行の団体信用生命保険には、がんの場合においては、さらに、就労不能日数の追加の条件があったことに、直前になって気が付きました。

 

内心、切れましたが、契約直前でしたが、理由を説明して、他の銀行に変更しました。

 

三大疾病特約等で、心疾患や脳疾患について、就労不能日数の条件が付いていることは、比較的、一般的なので、許せますが、がんに、そのような条件を付していて、詳細な説明がなかったことには、怒りしかありませんでした。

 

私は、がん家系ではないと思っていますが、しかし、多額のローンを負うことから、安心は広く持ちたい、ということから、せめて、がん特約はと思っていたので、この支払い条件については、大事です。

 

単純に、がんが含まれているから大丈夫だ、と思うと、万が一の時に、大きな後悔をされる可能性がありますので、慎重に確認してください。

 

 

手数料と保証料

 

これも知ったときは、衝撃でした。

 

どの銀行においても、住宅ローンを借りる場合には、金利団体信用生命保険料のほかに、手数料と保証料を要求してきますが、銀行によっては、その額が、多額です。

 

借りる額と、変動金利の固定金利特約の固定期間の長さ等の条件によって、変動しますが、私の場合、ある銀行では、うろ覚えですが、確か、手数料が、150万、保証料が、150万、必要になるといわれましたが、何かの冗談かと思いました。

 

そして、どの銀行も同じなのかと、半ば諦めながら、他の銀行を探しましたが、そうではない銀行を発見し、そこにしました。

 

ちなみに、私が借りた銀行の手数料は、確か、定額で、10万程度と、保証料は、上記の同額程度、要求されましたが、その銀行は、一括150万にするか、金利に上乗せにするか、選択できました。

 

もちろん、総額としては、金利上乗せにした方が、総支払額は、高くなるのですが、一括で150万も、保証料で支払うのは、ばかばかしいし、35年間も、借り続けることも想定していなかったので、金利上乗せを迷わず選択しました。