住宅ローンの借入額の目安
私も、当然、家取得のために、住宅ローンを活用させてもらっていますが、実際のところ、申し込みをするまでは、最大で、どれくらいの借入ができるのかわかりませんでした。
昨今は、経済の悪化により、住宅ローンの審査も、以前に比べると、やや厳しくなっているのかもしれませんが、私の経験から言えることをお伝えしたいと思います。
私のケース
私の場合は、最大でどれだけ貸してもらえますか?、というような確認ではなく、借入の希望額を書かされて、それが通るかどうか、という感じでした。
結果的には、それほど借りる予定もなかったのですが、多めに書いてみたら、全ての銀行が、貸せます、という返事だったので、本当は、どのくらいまで借りられたのかわかりませんでした。
某銀行から聞いたこと
この記事の通り、私は、結果的に、3つの銀行から、住宅ローンの審査を受け、全て承認する予定です、という回答を貰えました。
その中の一つの銀行さんは、個人的な付き合いもあったため、担当者からは、その銀行の住宅ローンの限度額の考え方について、教えてもらえました。
その銀行の考え方では、確か、収入の7~8倍が、限度とされるケースが多く、実際には、その他の条件も加味されて、増減するということでした。
この銀行は、私の地域では、若干、攻め気味の銀行だったので、他の銀行よりも、上限が高くなる傾向があるようですが、自己資金が不十分で、より多くの住宅ローンを必要としている方にとっては、重要な存在と言えるでしょう。
この銀行の担当者から聞いたことは、上記の基準は、あくまでも、その銀行独自の考え方であって、他の銀行は、別の考え方をしていると思うということでした。
知人のケース
実際、知人も、同様に、2つ以上の銀行に、申し込みを行ったところ、上記のこの銀行では貸すといってもらえた金額について、他の銀行では、そこまで貸せない、という回答を貰ったケースもあったので、銀行によって、住宅ローンの借入可能額に関する考え方は、様々なのだと思います。
住宅ローンの限度額を増やすには
上記の通り、複数の銀行から回答を貰うことです。
彼らも目標というものがあるでしょうから、貸したくないわけではありません。
借りたい銀行さんの限度額が、他の銀行よりも低かった場合に、他の銀行さんでは、もう少し高かったです、ということを伝えれば、その銀行でも、少しは考慮してくれるはずです。
あとは、より貸してくれやすい条件を提示することだと思います。
一般的には、
・連帯債務者や連帯保証人を増やす
・自己のプラス財産の残高を正確かつ根拠をもって示す
ことでしょうか。
特に、銀行も、自社に関する預金残高については、調べることができますが、他の銀行の預金残高や、有価証券の評価額、不動産の評価額というのは、知り得ないので、それらの情報を適切に提示することで、プラス評価の材料になるはずです。