きよ子の家づくり

家づくりの経験から役立つ情報を発信します

家づくりの心構え

家づくりは、多くの人が、人生一度の大きなイベントであり、高額商品であることから、可能な範囲で、より良いものにしたい、と思われていると思いますし、私もそうでした。

 

今後、より細かい点で、私の失敗したこと等を書いていきたいと思いますが、その前に、心構えとして大事な点をいくつかお伝えしておこうと思います。

 

 

過度の期待や信頼をしない

 

私自身の経験からも、また、友人、知人の経験からも、確実に言えることは、事前に、過度の期待をしないことが、非常に大事です。

 

私自身も、一社会人として、自分の業界においてベストを尽くしていますが、自分の仕事に対する姿勢等は、他人にとっては当たり前ではなく、また、自分の業界の当たり前は、業界が違うと当たり前ではない、ということを、家づくりを通じて感じました。

 

家づくりに限らず、建設業界というのは、構造的に、色々な人が携わる業界なので、仕方がない部分がありますが、それでも、自分の当たり前では考えられないようなことが、色々発生し、時に、感情的になったこともありました。

 

しかし、感情的になったとしても、おそらくこの業界というのは、こういう感じで、どこに頼んでも、それほど差異もなく、過度の期待をしないことが、自分の精神状態を保つためにも大事だと、途中から思うようになりました。

 

 

工務店任せにせずに、できる範囲で、自分で細かくチェックする

 

理由は、工務店によって色々あると思いますが、私の経験上、プランニング段階から、そして、完成後にも、この人たち、雑だな、と感じることは、結構、ありました。

 

そんなはずがないと思って、工事前半は、あまり確認に行く機会もありませんでしたが、完成が近づくにつれて、そして、完成後も、おかしな点が散見されるようになり、後の祭りですが、工事についても、もっと前半からこまめに確認に行けばよかった、と思いました。

 

大工さん等にとっては、面倒な施主だな、と思われるかもしれませんが、是非、できる限り、定期的に、ご自身で、色々と細かくチェックされることをお勧めします。

 

専門的なことがわからなかったとしても、気になる点について、質問し、確認していることで、仕事はより丁寧にされるようになるはずです。

 

 

家づくりについて、自分で勉強する

 

専門外なので、限界はありますが、やはり、家づくりにおいて、一通り、勉強されることをお勧めします。

 

私は、上記の通り、ある意味、期待し、信頼していたので、お任せ状態だった部分が多かったですが、完成後に、色々と感じることがあって、もっと自分で勉強しておけばよかったと強く感じています。

 

特に、完成し、1年以上、生活してみて、色々な経験をした私から、今後、家づくりをされる皆さんにお勧めしたいことは、是非、家づくりをした人の後悔の内容について、事前に、色々と調べらることです。

 

専門的に、どのように対処するのかわからなかったとしても、あることを選択することで、どのようなデメリットが生じることがわかっていれば、プランニングの段階で、工務店に、対策を求めることもできます。

 

 

まとめ

 

全ての工務店が、そうではないと思いますが、よく考えてみると、工務店の社員の多くは、サラリーマンで、他人の大きな買い物のことを、本当に真剣に考えてくれている人というのは、非常に、少数派だと思います。

 

どの業界においても、多忙であれば、全てを100%を求めると、心も壊れてしまいます。

 

家づくりも、できる限り、自分でコントロールすることが、後悔を減らす最大の手段であることを、ご理解頂きたいです。